日本は世界に類を見ないほどの地震大国です。特に沖積平野に軟弱な地盤が広がっているため、このようなところでは地震が発生すると、その振動が増幅され大きな被害が出る可能性があります。そのため、私たちが新築の住宅を建てようと考える場合、この状況に注意することが必要です。また地震によって液状化現象を引き起こすケースもあります。そうなると地面から水が噴出し、建物はまるで砂上の楼閣のごとく傾斜や崩壊につながってしまいます。加えてもともとが水田や河川だった場所も地盤が軟弱になっています。そこが傾斜地である場合、大雨が続くと地盤が緩みズレてしまいます。最近は日本全国で大きな地震が頻発しています。ここは確実に安全な場所だ、というところは少ないため、私たちは住宅の土台である地盤を調査しないわけにはいきません。もし軟弱な場所に新築住宅を建てようとするならば、その対策が必要です。専門業者に依頼し、住宅の基礎をベタ基礎仕様などにすることが重要です。